こんにちは。ようやく涼しくなってランニングを始めたお客様担当の藤田です。
過ごしやすく短い秋の期間を、十分に満喫したいと頑張っております(^^♪
さて、本日は「『goodなbalanse』=『標準仕様の工夫』」について書いてみました。テーマにご興味の方はお気軽に読んでみてください。良いバランスとはなにか?それは「ちょうどよい塩梅」と「それぞれの特徴を活かす組み合わせ」だと考えております。
いくら身体に良い食品でも、食べ過ぎれば健康を害するように、程よいバランスは案外と大事です。そして「モノ」の短所を他の「モノ」の長所で補うような組み合わせも大事です。
住宅建築では、じつに様々な商品や部材を使用しております。その数1万点以上だそうです。どこかの記事で読みました(^^; その多くの商品や部材も、すべてに長所と短所がございます。全部が長所だけの商品などは現実には存在しません。残念ながら(-_-)
そこで「長所と短所の組み合わせによる工夫」や「全体のバランス」が重要となります。
例えば、断熱材のウレタンフォームの場合には、その長所はよく知られています。(前回のブログに書いております。ご参考ください)が短所もございます。
構造材(柱)が建築後に、自然乾燥による収縮などで歪んだり変形したりすると、断熱材と柱との間に亀裂が入り(隙間が生じ)断熱欠損になる可能性があります。このような構造材の自然乾燥による、乾燥収縮の影響によって起こるウレタンフォームの短所を補うために、構造材(柱)を集成材の柱にすることで、部材の短所を補う組み合わせにする工夫をしております。
補足ですが、集成材の柱はJAS(日本農林規格)のものを使用しております。厳しい規格により、しっかりと乾燥された材料を使用することにより、構造材の建築後の自然乾燥による大きな変形(大きな乾燥収縮)を軽減するためです。
と このように「『それぞれの部材がもつ短所を他の部材の長所で補えるような組み合わせ』=『標準仕様』」となるように努めて設定しております。
少し長くなりました。次回以降もまたテーマを決めて投稿します。ご期待ください(^^♪
本日は、この辺で失礼させていただきます。ではまた。
↓↓↓ご参考までに前回のブログ記事「断熱に関して」下記をクリックください。