こんにちは。過ごしやすい陽気になり、体調が整っているお客様担当の藤田です。
7月から始めたランニング(4キロ)が、なんだかんだと順調に続いております。体重に変化はありません(^^; 一つだけ気が付いたことがありました。それは 身体を動かすのは、とても気持ちがいいということです。「なんだそんなこと⁈」と言われそうですが、ここ20年間ほど忘れていた感覚でした。
個人的には、運動が一番のストレス解消になってます。あくまで主観です。運動嫌いだったんですけれどね(-_-) 走ると体調がよくなるのでやめられなくなりました。今は、雪が降ったらどうしようか? と悩んでおります。
さて、本日のテーマは、住宅の「換気」について書いてみようかと思います。住宅が高気密高断熱化した昨今、とても大事になってきているのが「換気」です。気になる方はお気軽に読んでみてください。
では始めます。
住宅にきちんとした断熱施工をして、隙間なく(高気密)建てると聞くと、なんとなく「息苦しい感じにならないのかな?」と疑問を感じる方もいるかもしれません。実際に、モデルハウスで接客をしているとそういったご質問を受けることもあります。
高気密高断熱の住宅に必須な条件、それが「換気」です。上記に挙げたような息苦しい家にならないために、必要十分な新鮮空気を循環させる仕組み=「換気」が必要です。
では詳しく解説します。
そもそも、住宅の高気密高断熱化とは別に、換気は現在、義務付けられております。その理由は、2003年に施行されたシックハウス法(改正建築基準法)により、シックハウス対策として法律で義務付けられたためです。
この法律には、必要な換気量も示されており、一人当たり20m³/h以上となっております。(これは成人男性が静かに座っているときのCO²排出量に基づいて決められた値です)原則0.5回/h以上の換気回数を確保しなければならいとされております。住宅の居室の場合、2時間に1回は、空気が外気と入れ替わる必要があるということです。
しかし、義務化の目的であったシックハウス対策は、今や使われる建材がシックハウスの原因となる有害物質をほとんど含まない建材(F☆☆☆☆)に移行しており、換気の目的は高気密高断熱化のためにこそ必須なものという認識に変わってきております。(高気密住宅は内部の空気が停滞しやすく、換気不良の問題を抱えることが多いため)
以上が「換気」(計画換気)が必要な理由となります。
次に、その種類に関して少し書いてみます。 長くなるといけないので簡単に記載します。次回以降に補足するかもしれません(-_-)
では、その種類です。
戸建て住宅の場合は、大きく分けて2つの分類があります。
一つは第3種換気です。
これは、給気を自然換気とし、排気をファンで行う換気です。
二つ目は第1種換気です。
これは、給気と排気の両方をファンで行う換気です。
以上が、戸建て住宅に適した換気方式の種類となります。
ここからさらに、それぞれの換気方式にも種類が分かれます。例えば、同じ第3種換気でも局所換気やセントラル換気といった施工方法の違い(種類)があります。これに関しては次回以降に補足します。
今回は少し長くなってしまったため、ここまでとさせていただきます。長文で読みづらいかもしれません。ご興味の方は読んでみてください。 ではまた。